手術直後の夜〜朝にかけての様子
10年前、一番つらかった(手術したのを後悔したほど)のが『術後1日目』でした。
腹腔鏡ですらおそろしく身体が言うことを聞かなかったのだから
開腹は痛みも伴って……乗り越えられるだろうか、そんな不安でいっぱいでした。
では実際どうだったのか。
手術が終わって病室に戻ってきてからは、ちょっと眠っては目を醒ましの繰り返しでした。
同じ体勢が苦しいなぁ、寝返り打ちたいけど点滴とフットポンプが気になるなぁ、これしかありませんでした。
酸素マスクをしていたはずなんですが、不織布マスクの上から当てられていて実感がありません。
夜には外したのかな?
あとは夜中に点滴が終わると結構な音量でブザーが鳴るので
「周りの方ごめんなさい」と感じました(大部屋でした)。
こんな様子で夜が明けました。
朝になると看護師さんがやってきて、熱と血圧を測り、採血もやったような気がします。
それから手術着からパジャマに着替えてちょっとスッキリ。
(お腹に腹帯を巻いているのが分かった)
お水を飲んでみようと言われて、ふた口くらい飲みましたが、もういいやって感じでした。
術後〜夜にかけて「水飲んでみたいかも」と思ったように記憶していますが……。
作業は怒涛のごとくに進み、次は水分多めの朝食。
まったく食べられる気がしないのと、テーブルが遠くて食べにくく、ほとんど手をつけませんでした。
身体をうまく起こすことはできませんでしたが、痛みはまったくありません。
お腹のどの辺りを切ったのか、どのくらいの傷なのか、まったく見当がつかないくらいでした。
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