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新薬に医療の進化を実感

10年という期間で子宮筋腫が再発し、手術を検討する段階まで成長し、閉経までの年月を考慮すると Dr.としては「もう少し手術を先延ばしして、全摘する」という選択肢もアリだと 心のなかでは思っているかもな……と、Dr.の言動から勝手に深読みしながらも 手術(開腹)準備に入ることになりました。 準備、それは生理を止めること。 10年前はリュープリンという注射を1カ月に1度、病院に打ちに行っていました。 ですが、 新薬『レルミナ (飲み薬)』 が開発されていました! 医学は着実に進歩しているんだなーと実感しました。 進歩といえば、腹腔鏡手術も進化していたようです。 以前はお腹のなかで筋腫を細かく切って、体外に摘出していましたが(私もこの方法でした) いまは、お腹のなかに袋を入れて、袋のなかで細かくして、その袋ごと回収するようです。 そうすることで、回収モレが減らせるんだと思います。 じつは、MRIを見ると子宮ではないところにも筋腫が確認できていて Dr.いわく「回収しきれなかった破片が(他の組織に)くっついてしまっているのだと思う」とのこと。 私のような症状(日常生活に困っていなくて、急を要さない)ならば できるだけ手術を遅らせるほうがベターな選択なのかもしれません。

MRIの結果

泌尿器科から婦人科に転科して、まずはMRIを撮ってみて今後の方針を決めようということになりました。 MRIの結果は、お腹側に小さめの筋腫がゴロゴロ(4〜5個?)あり 背中側に大きな筋腫があって、この筋腫が子宮を前側に押し出す格好になっているようです。 私の感覚だと前側に大きな筋腫がどーんとあって 前かがみになったり運動したりするとつっかえる感じだったので、この結果は意外。 卵巣嚢腫も確認できて、そこまでひどい状態ではないけれど出血部位が確認できました。 (水腎症の原因となっている部位は、CTでもMRIでもはっきりしなかった) Dr.の結論は『私が希望するならば手術も視野に入ってくる』でした。 ただし、10年前に手術をしていて癒着があるだろうこと 閉経まで(あと10年ちょい!?)に3度目の手術は避けたいので、小さい筋腫も確実に摘出したいこと このふたつの理由から 開腹手術が前提になる と告げられました。 (腹腔鏡担当のDr.にも聞いてくれて、やっぱり開腹がいいのではとのことでした) 年齢的にも『全摘』を勧められるかなーと覚悟していました。 数年前までは「次に手術するなら全摘しよう」と思っていましたし。 ただ、もしかすると、万が一にも、身ごもることがあるかもしれない その実現可能性を残しておいたほうが精神衛生的によさそうだと、少し考えが変わってきていたのも事実。 実際には、最初から子宮を残す方向で話が進んでいったので、ちょっと拍子抜けでした。 (診察を重ねるごとに、Dr.もちょっと迷ってきたふうではありましたが)