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開腹手術後の痛みとは

開腹手術に決めたはいいけど、イヤだなー、コワイなーと思っていたのが『 術後の痛み 』でした。 経験者からは「息ができないほど痛くて困った」「腹腔鏡よりやっぱり痛かった」と聞いていましたし 担当のどの先生からも「痛くなったらすぐに痛み止めを処方しますから」と念を押されていましたし。 痛み止め(硬膜外麻酔)を抜いてから、いつ波がくるのかとビクビクしていたのですが 結果的に痛み止めの処方は一度もありませんでした(笑) 主治医もびっくりしていて「痛くないんですか?」と不思議がられました。 そういえば前回の腹腔鏡の際もあまり痛くなく、痛み止めの処方はありませんでした。 蛇足ですが、医師も看護師も心配して「痛み止め出しますよ」と言ってくれているのは重々承知していますが 1錠ずつすべて診療明細(お会計)に載ってきます。なんだか世知辛い……。 寝起きするときや、咳やくしゃみをするときは、圧がかかってお腹が張る感じはあります。 でも、それは痛いのかと言われると、注射のときの鋭い痛みとは違うというか 痛かったとしても一瞬なので認識できないというか。 経過としてはかなり順調で、主治医に「めっちゃ歩き回っていましたね!」と言われるほど(照) 積極的に歩いていましたし、ヒマだったので院内(別の階)にあった漫画を読みまくっていました。 お通じもちゃんと来ていて、みんなひと安心でした。 ひとつ困ったのは、手術時に出血が多かった(1000ml+)ので貧血がひどかったこと。 ちょっと動いたただけで息切れや疲労感がすごかった。 家族からも「顔色が悪い」と言われていました。 入院中も退院後も2週間くらい鉄剤を飲んでやり過ごしました。

術後2日目、痛み止めストップからのシャワー

術後1日目で歩けるようになり、2日目の朝に身体についているのは背中から入れている痛み止め(硬膜外麻酔)と 左腕に点滴用の針(ポート?)のみ。 2日目はだいぶ調子がよく、痛み止めのおかげもあってまったく痛くもなく かなりゆっくり&前かがみでしたが、病棟を歩き回りました。 前日に比べると、動いたあとの疲労感もだいぶ軽減されました。 お昼頃、研修医がやってきて背中の痛み止めを抜いてもらいました。 これでシャワーがOKになったので早速入ってみると……傷の全貌が分かりました。 想像していたよりもかなり下の位置に15cmくらい横に傷がありました。 ただ、傷の上にお腹のぜい肉がおおいかぶさっていて、はっきりとは見えません。 ぜい肉には間違いありませんが、ぜい肉もポッコリ腫れているようで、しかも触っても感覚がない。 患部を触って痛くなったら嫌なので、弱めのシャワーで洗い流す程度で済ませました。 退院前診察までまったく気づきませんでしたが、じつは傷口は縫うでもなく、医療用ホチキスで止めるでもなく 医療用ボンドで閉じられていました! 当たり前ですが、シャワーを浴びても傷口が開くなんてことはありませんでした。