開腹手術後の痛みとは

開腹手術に決めたはいいけど、イヤだなー、コワイなーと思っていたのが『術後の痛み』でした。
経験者からは「息ができないほど痛くて困った」「腹腔鏡よりやっぱり痛かった」と聞いていましたし
担当のどの先生からも「痛くなったらすぐに痛み止めを処方しますから」と念を押されていましたし。

痛み止め(硬膜外麻酔)を抜いてから、いつ波がくるのかとビクビクしていたのですが
結果的に痛み止めの処方は一度もありませんでした(笑)
主治医もびっくりしていて「痛くないんですか?」と不思議がられました。
そういえば前回の腹腔鏡の際もあまり痛くなく、痛み止めの処方はありませんでした。

蛇足ですが、医師も看護師も心配して「痛み止め出しますよ」と言ってくれているのは重々承知していますが
1錠ずつすべて診療明細(お会計)に載ってきます。なんだか世知辛い……。

寝起きするときや、咳やくしゃみをするときは、圧がかかってお腹が張る感じはあります。
でも、それは痛いのかと言われると、注射のときの鋭い痛みとは違うというか
痛かったとしても一瞬なので認識できないというか。

経過としてはかなり順調で、主治医に「めっちゃ歩き回っていましたね!」と言われるほど(照)
積極的に歩いていましたし、ヒマだったので院内(別の階)にあった漫画を読みまくっていました。
お通じもちゃんと来ていて、みんなひと安心でした。

ひとつ困ったのは、手術時に出血が多かった(1000ml+)ので貧血がひどかったこと。
ちょっと動いたただけで息切れや疲労感がすごかった。
家族からも「顔色が悪い」と言われていました。
入院中も退院後も2週間くらい鉄剤を飲んでやり過ごしました。

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