手術室から病室に戻ってくる

朝一番の手術なので、午前6時半以降は飲み物を含め何も口にしないまま9時前に手術室へ向かいました。
この時点でもまだ下剤は効いていた記憶があります。

手術室(前室)で本人確認と手術内容の確認を病棟看護師と手術室看護師とで行なってから、いよいよ入室します。
前回も思いましたが、手術室看護師さんって本当に心強い存在です。
「不安なことがあったらすぐに言ってくださいね。私たちはすぐそばにいますから」
泣きそうになりましたよ。

手術台に登って上着を脱いで横になると、点滴、硬膜外麻酔と作業が進んでいきます。
違和感ひとつなく硬膜外麻酔が終わって仰向けになると「だんだん眠くなりますよ」と言われて……
目覚めたときには手術は終わっていました。この時間の飛び方は本当にすごい(苦笑)。


気づいたら病室で寝ていて、母が話しかけてきました。
手術時間は5時間ほどかかって、筋腫は全部で32個(!摘出したこと。
出血が1000mlあって(貯血400mlはすべて使用)輸血するかもしれないこと。
※母が勘違いしていて「輸血した」と言っていましたが、実際は輸血はしませんでした。

術前に聞いていた話と随分違うなぁとぼんやり思いながら、自分の身体を確認してみると
足には血栓防止ポンプ、顔には酸素マスク(普通のマスクの上からだった)、そして点滴をしていました。
まったく違和感はなかったけれど、尿管も入っていました。

痛みはまったくなかったけれど、ずっと同じ姿勢でいるのがやや苦しいのと、なぜか腕が熱かった。
腕を布団の外に出して確認してみると、汗が滴っていました。
そのまま布団の外に出したままにしておいたら、次に見たときには汗は引いていました。

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