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手術準備 入院当日

まだコロナ禍ということもあり、入院数も手術数も減っていると聞いていましたが 入院手続き待ちの患者さん、産婦人科病棟で案内待ちの患者さんは結構いるなという印象でした。 病室が決まり持ち物を片付けてから、最初にやったことは下剤(液体)を飲むこと (腹腔鏡の時は寝る前に錠剤を飲んだ) じつは入院の2日前に健康診断でバリウムを飲み、今週は下剤を飲んでばかりだなとつぶやいてみる。 その後、見たことのないDr.がいらっしゃって内診と超音波検査を受けました(結構長かった)。 どうやらこのDr.はレジデントのようです。検査時にはほかにもDr.が数名いらっしゃいました。 さすがは大学病院。 お昼を食べると下剤が少しずつ効いてきた感じがあってちょっと心配でしたが、次は麻酔科の診察へ。 全身麻酔と硬膜外麻酔を使うこと、そして今回の手術予定時間は 3時間 であることを初めて教えてもらいました。 麻酔科から戻ると、とにかくいろんなDr.(たぶん学生もいる)が来て体調を聞いてくるのですが なんとなくですが、自分が想定していたよりも大変な手術なんじゃないか、そんな気がしました。 明朝9時前に手術室に向かうと言うので「お昼すぎには終わりますかね?」と聞いたら 「それだとご家族を待たせてしまうから……13時とか14時でいいと思うよ」とDr.(主治医) 勝手に、開腹手術なので1〜2時間で終わるだろうと思っていました。 夕食を食べたら24時以降は水分のみ、翌日は6時半以降何も口にできません。 下剤はいい具合に効いてくれました。

400mlの貯血

 手術1ヶ月前の診察で、手術内容とスケジュールの確認をしました。 <手術内容> ・子宮筋腫と卵巣嚢腫の摘出(開腹) ・前回取り残された筋腫のかけら(パラサイトミオーマ)の摘出 <入院期間> 約1週間 <貯血あり> 400ml 筋腫はそこまで数が多いわけでも、大きいわけでもないのですが、一度手術をしているため癒着が想定されて その癒着を剥がすときに出血するかもしれないので、貯血(400ml)をしました。 貯血……10年前は採血後に気分が非常に悪くなり(迷走神経反射を起こした)苦しみました。 今回は……まったく平気でした!! まぁ、(初期?)研修医の方にやっていただいたのですが、研修医の緊張が伝わってくるほどで 良さげな血管2本とも失敗してしまい、とても優しい看護師さんが輸血の先生を呼んできてくれて事なきを得ました。 研修医2名、輸血の医師1名、看護師2名に見守られて、安心もありましたが居心地が悪かったです。

レルミナ服用3ヶ月目

8月中旬からレルミナを服用し始め、約30日後に生理がきて、それから40日後くらいに2度目の生理がきました。 医師や薬剤師からは、飲み始めて60日後(2度目の生理)は来なくなるはずと聞いていました。 レルミナは内膜を安定させるので、生理が止まる仕組みだそうです。 11月に入り、さすがに今月は来ないだろうなと思って過ごしていました。 ただ、とても眠い日が続き、ちょっとお腹が張っている感じ(筋腫が大きいなと感じた)があり 便秘かなと思っていたらきました。気を抜きまくっていたので驚きました。 医師に相談したほうがいいかなと思いましたが、入院までには終わりそうな気配なので様子をみようと思います。 レルミナ、90日以上飲み続けましたが、私の場合は生理は止まりませんでした。 筋腫は小さくなっているのだろうか???

レルミナ

手術に向けて生理を止めるために、新薬レルミナを処方されました。 12月に手術を予定していますが、8月の生理5日目から飲み始めました。 ピルのような小さな錠剤を、毎日(夕)食前に服用します。 Dr.も「いい薬ができたから飲み続けてみて。どうしても合わなかったら教えてね」と言っていたので 効果が高くて副作用が出にくいのかなーと感じました。 生理を止めるようなホルモン治療は、更年期に悩まされるような副作用が出てしまうことがありますが 前回リュープリン注射をしていた際には、そこまでひどい症状は出ませんでした。 でも4カ月(4回)注射を打ったけれど、筋腫はほとんど小さくならなかった。 ではレルミナはどうなのか。 『新薬』という期待感が大きく、手術後まで生理はこないだろうと思い込んでいました。 しかし生理は普通にやってきた。1ヶ月後のみならず2ヶ月後もきたのでした。 2回とも、ピリピリした胃痛のような、臓器がねじれているような腹痛があり(早めに横になりたいなという程度) 翌日に生理がきました。 生理痛が激しいとか、量が増えたとかはありません。強いて言えば「やや長いかな」くらい。 生理がきたことはDr.にも薬剤師さんにも聞いてみましたが 「次は止まるかな?」「内膜が安定すれば止まると思います」といった回答でした。 Dr.が言うには「生理は止まって貧血予防にはなるけれど、筋腫の大きさはあまり変わらないと思う」だそう。

新薬に医療の進化を実感

10年という期間で子宮筋腫が再発し、手術を検討する段階まで成長し、閉経までの年月を考慮すると Dr.としては「もう少し手術を先延ばしして、全摘する」という選択肢もアリだと 心のなかでは思っているかもな……と、Dr.の言動から勝手に深読みしながらも 手術(開腹)準備に入ることになりました。 準備、それは生理を止めること。 10年前はリュープリンという注射を1カ月に1度、病院に打ちに行っていました。 ですが、 新薬『レルミナ (飲み薬)』 が開発されていました! 医学は着実に進歩しているんだなーと実感しました。 進歩といえば、腹腔鏡手術も進化していたようです。 以前はお腹のなかで筋腫を細かく切って、体外に摘出していましたが(私もこの方法でした) いまは、お腹のなかに袋を入れて、袋のなかで細かくして、その袋ごと回収するようです。 そうすることで、回収モレが減らせるんだと思います。 じつは、MRIを見ると子宮ではないところにも筋腫が確認できていて Dr.いわく「回収しきれなかった破片が(他の組織に)くっついてしまっているのだと思う」とのこと。 私のような症状(日常生活に困っていなくて、急を要さない)ならば できるだけ手術を遅らせるほうがベターな選択なのかもしれません。

MRIの結果

泌尿器科から婦人科に転科して、まずはMRIを撮ってみて今後の方針を決めようということになりました。 MRIの結果は、お腹側に小さめの筋腫がゴロゴロ(4〜5個?)あり 背中側に大きな筋腫があって、この筋腫が子宮を前側に押し出す格好になっているようです。 私の感覚だと前側に大きな筋腫がどーんとあって 前かがみになったり運動したりするとつっかえる感じだったので、この結果は意外。 卵巣嚢腫も確認できて、そこまでひどい状態ではないけれど出血部位が確認できました。 (水腎症の原因となっている部位は、CTでもMRIでもはっきりしなかった) Dr.の結論は『私が希望するならば手術も視野に入ってくる』でした。 ただし、10年前に手術をしていて癒着があるだろうこと 閉経まで(あと10年ちょい!?)に3度目の手術は避けたいので、小さい筋腫も確実に摘出したいこと このふたつの理由から 開腹手術が前提になる と告げられました。 (腹腔鏡担当のDr.にも聞いてくれて、やっぱり開腹がいいのではとのことでした) 年齢的にも『全摘』を勧められるかなーと覚悟していました。 数年前までは「次に手術するなら全摘しよう」と思っていましたし。 ただ、もしかすると、万が一にも、身ごもることがあるかもしれない その実現可能性を残しておいたほうが精神衛生的によさそうだと、少し考えが変わってきていたのも事実。 実際には、最初から子宮を残す方向で話が進んでいったので、ちょっと拍子抜けでした。 (診察を重ねるごとに、Dr.もちょっと迷ってきたふうではありましたが)

再発の経過

子宮筋腫の1回目の手術から10年が経過し、残念ながら再発&成長してしまったため 2回目の手術(22年の12月予定)を受けることにしました。 【再発と成長】 2012年に最大12cmの筋腫を摘出したあと、健康診断のみで経過観察もどきをしていました。 2015年には3cmほどの筋腫ができており、その後も1年に約1cmのスピードで成長していきました。 2020年頃になると健康診断において「病院へ行ってくださいね!」と注意されるように。 2021年には「筋腫が大きすぎて昨年あった卵巣嚢腫がよく見えません!!」と言われ、ようやく重い腰をあげました。 【水腎症を併発】 2022年1月に健康診断の結果が返ってきて『水腎症疑い』を指摘されました。 水腎症は、何らかの原因で腎臓から膀胱への流れがせき止められて、腎臓に尿がたまり腫れてしまいます。 私の場合はそこまで深刻な状態ではなかったものの、筋腫が大きくなっていることも考慮され 「泌尿器科と婦人科の両方で診てもらえる病院へ行ってください」と紹介状を渡されました。 【大学病院へ】 まず泌尿器科で水腎症の状態を診てもらいました。 「このくらい腫れている人は結構いますよ」と、Dr.は検査(CT)するかどうか悩んでいた感じでしたが 子宮筋腫との関係も気になっていたので、「CTは撮りたいです」となかば私からお願いしました。 後日、関連病院でCTを受けたのですが……その翌日にDr.から私の実家に電話がかかってくるという……。 すぐに病院に折り返すことができなかったので、家族も巻き込んで「悪い病気だったとか!?」とかなり気を揉みました。 【Dr.からの電話】 週明け、恐る恐る病院(Dr.)に電話をすると「だいぶ子宮筋腫が大きいようですね。婦人科にまわします」と 冷静なお言葉が返ってきました。 要するに、婦人科に紹介するけど病院を移るか、この病院でいいなら紹介状をもらってきてほしいとのことでした。 いや、医師から電話がかかってくるとか、あるんですね。 母は「新手の詐欺かと思った」らしい(笑)。